例えば冬場閑散期で、もしくは宿を雪の為に閉めるというようなお宿さんから、その時期に忙しくなる旅館へ人材のシフトが起これば、それがパソコンの画面の中で人材が欲しい旅館と人材を提供したい旅館が本当にノータイムでマッチングできるようになれば、これはすごい事だなという風に思っております。─ 熱海温泉 古屋旅館 内田 宗一郎 様
大手のチェーン・外資・民泊が押し寄せてくる中、個々が集まって様々な課題を解決するためのシステムを自分たちの手で作り上げることで、共に発展していけるのではないかと期待しています。例えば、求められる接客のスキルというのはある程度共通したものがある。そういった基本的なトレーニングのコンテンツについて全旅連として作ったものがプラットフォームに載っていてそれを皆が使えるっていうしくみなどが考えられます。個々でやっていくよりは、みんなでやっていく事で協会としての強みが出てくるんじゃないかなという風に思います。─ 龍名館 濱田 裕章 様
全国のいろんな旅館さんとか業者さんと繋がる事で日本各地からいろんな食材を集める事ができるので、うちは牛肉専門の宿なんですけど、例えばうちの赤牛だったりとか松坂牛とかいろんなエリアのお肉を集めてそれを食べ比べできるとか、なんかそういうワクワクできるような事が色々叶いそうだなと思って楽しみですね。─ あか牛とカンゲキの宿 あそ兵衛 関屋 洋一郎 様
私達も全国から、いや、下手すれば全世界からいろんな食材を取り寄せられる。地産地消も大事なんですけど、生産者と繋がるとさらに新たなビジネスが生まれるんじゃないかなと思ってますね。─ 悠彩の宿 望海 木村 大成 様
大手資本が小さい旅館をたくさん買ってセントラルキッチンで効率化するっていうやり方は今まであると思うんですけど、それとはまた少し違って今回のような仕組みで相互に助け合ってっていう事ができれば、もうちょっと地域の魅力にフォーカスしておもしろい物、違った物っていうのをまた違う角度から作っていけるんじゃないかなと思います。─ 陶涼 御所坊 金井 一篤 様
他のお宿さんの情報は全旅連に入ってから少しずつ色々な情報入ってきてるんですけど、もっともっと知りたい事もいっぱいあるので。そういうところに期待します。─ ホテルパークサイド 社長室長 金海佳美 様
例えば他のお宿さんがどういったシステム、どういった商品を使っているのか、というのを非常に簡単に情報を仕入れられることによって、また新しい可能性が広がっていくことを、期待しています。─ 高千穂離れの宿 神隠れ 佐藤 雄二郎 様
IT を使うことによって、わざわざ時間を使ってお金をかけて出かけることなく情報を取りに行ける。そしてわれわれが皆でいい情報を共有してそれぞれが情報を自分なりにブラッシュアップさせて使っていくというところに注力していけば、もっともっと大きな意味を持ってくるものと思っております。─ 名泉鍵湯 奥津荘 鈴木 治彦 様
やはりこれからどんどん 若い人財の方が私たちの業界に来て活躍してもらう ためには、そういったシステム、IT を駆使することが必要で、それによって、非常に魅力的な職場になるのではないかと考えております。─ 南禅寺 八千代 中西 敏之 様
日本全体を考えると、やはり「観光」がインバウンド含めて今後の成長産業と言われている中で、日本が独特に育んできた旅館・おもてなしと言われる大切なものを次の世代にしっかり伝えていくためにも、ITシステムをしっかりと活用して、次の時代の観光の姿を作っていくということ、すなわち我々自身が変化を遂げていくことが大事だと思います。─ 西村屋本館・西村屋ホテル招月庭 西村 総一郎 様